HOTEL旅館・宿泊施設をお考えの方

旅館

バブルまでの旅館は宴会場を併設する大規模多室のものが全盛でした。崩壊後は、若年層と会社の関係の変化や、旅行の楽しみ方の変化、維持管理や営業差異の明確化から小規模型の旅館が増えてきました。

海外での日本ブームを発端に、国内でも若年層に和風の再評価がなされ、木造〔あるいは木材を多用したインテリア〕の旅館が増えているのは事実です。大宴会場は必要なくなり、巨大空間は必須ではなくなりました。それでも、木造であること、木造にちょうど良い空間構成が、これからの旅館にとってむしろ合理的と言えます。

普段の生活が、都市部のマンションや小住宅にある場合、ゆったりと木材に包まれる異空間は、癒やしの場として、今後も、日本人だけでなく海外からの旅行者に対し、大きな必須要素として考えなければなりません。

宿泊施設(ホテル・宿泊研修施設)

ホテルや宿泊研修施設の場合、グループ旅行や家族連れなどと違い、宴会はしなくても同じ空間に集合し、食事をしたり学習をするなど、大きな空間も必要になります。コンクリートや鉄骨で大空間を作る方が合理的と考えがちですが、現在では、木造であっても大空間を作る工法は多数有り、実例も多く出てきています。経済的理由だけでなく、地場産業や環境問題などメリットも多数あります。

くわえて、宿泊をするという点では旅館の要素も持っているわけです。見た目の暖かさ、感触、温度、音や光りなど五感にうったえる癒やしという点では、木材をはじめとした自然素材にかなうモノはありません。仮に柱や梁が隠れていても、振動や物質的温度など、人はそれを感じるものです。

ストレス社会において、宿泊という行為を考えると、木造であることは重要な要素だと言えるでしょう。

木造建物を設計デザインすること、インテリアとして木材を扱うことは、技術だけでなく、多くの知識や経験を必要とします。インテリアでは洋空間と比べ、素材の扱いは色や素材の種類を含めて難しいものです。構造をそのままインテリアに取り入れる場合は、構造そのものから考えていかなければなりません。

エイトマンは、豊富な経験と実績、ネットワークによって豊かな癒やしの空間、和空間をデザインすることができます。

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