MUSEUM公共施設・スポーツ・美術館をお考えの方

たくさんの人が集まる場所を作る場合、大きな空間を作ることが設計の第一命題です。

その時、大きな空間を作るとあれば、鉄骨や鉄筋コンクリートで作ろうとすることが多いのではないでしょうか?

しかし、そこは多くの人が集まり、人と人が繋がるコミュニケーションの場所です。コミュニティの場所です。コミュニティの場所としてふさわしい素材で作る事が求められているのです。その空間に一番ふさわしい素材で一番ふさわし造り方を考えることが設計なのです。空間は大きければ良いというものではないのです。

たとえば、たくさんの人が集まる空間を木で作るというのはどうでしょうか?そこには木という素材の魅力がふんだんに生かされた豊かな空間が待っています。

木で作るには技術的には何問題もありません。たくさんの人が集まる場所でも十分な安全性を確保できます。大きな地震に対しては、問題なく耐震性能をあげることができますし、また、素材そのものが軽いという事は、他の素材、鉄やコンクリートに比べて地震の揺れにとても有利なのです。また、木は燃えて火事に弱いとする人もいますが、それは大きな間違いです。木は1分間に1ミリしか燃えない火事に強い素材なのです。遮熱性が優れているのも木の特性として優れていて、火災時の安全性確保に貢献します。さらに、木は腐るという人もいますが、腐る原因は湿気ですので作りかたをしっかり考えれば解決できます。それらは設計の力によって解決できる問題なのです。

多くの人が集まる場所を、木で作る。豊かな空間を作る。我々エイトマンの力を発揮するところなのです。

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