KINDERGARTEN保育園・幼稚園関係の方
「木育」という運動が注目される今、幼少期から木に触れ合い、木が常に身近な存在としてあることは豊かな感性や心を養い、想像力を高めるといわれます。森林資源に恵まれかつ高度な木造技術に支えられた美しく力強い木構造の園舎は、日本ならではのアイデンティティの一つとして園児たちの記憶の片隅に残っていくかもしれません。また本物の木と触れ合いながらリアリティある体験を重ねることで「もの」とは消費するのではなく長く手を入れ大事にして付き合っていく関係にあるという感覚を自然に身に着けてもらえればと思います。
一方現場で保育、教育を担う立場の方々にとっても、このような豊かな本物の木材に囲まれた空間(職場)での仕事はよりおおらかで豊かな心持ちで園児たちと接して頂けると思います。
また園舎設計についても単なる器・・・ではなくデザインが求められる時代でもあります。デザインとは単に見た目の意匠という意味ではなく各園様のポリシーをより明確に表現できるプランニングや全体計画であることが重要です。加えて将来を担う園児たちが日中一番活発に活動する場として、プログラムや動きに合った詳細な動線検討や管理運営、及び安全上からの機能性、そして空間としての居心地の良さが求められます。耐震診断からご検討の方、補助金を取得されたい方にも様々なネットワークを通じて対応いたします。