「フィロスあけぼの」
知的障害者通所授産施設

知的障害を持った人たちが軽作業やお菓子作りなどの活動をするための施設です。コの字型の平面で、中庭の庇のかかったテラスは戸外の作業場になったりもします。作業室のほかに本格的な厨房も備えた就労移行を目指す施設です。

福祉施設は効率優先だけではなく、安心して気持ちよく過ごせる雰囲気がたいせつです。作業の合間にほっとできる好きな場所があり、必要以上に規模を大きくしないためには無駄のない平面計画が重要です。大きな空間を無理なく木造でつくる構造計画、万が一の震災や火災に対する対策も必要になります。

建築事例概要

用途
知的障害者通所授産施設
構造
木造平屋建て
延べ床面積
493.43㎡

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